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禁煙のメリット・デメリット解説!禁煙成功の秘訣は?

「たばこをやめた方がいい」と言われても、なかなか禁煙に一歩踏み出せない…

禁煙には、健康的な生活やメンタルの安定、良好な人間関係の構築など、さまざまなメリットがあります。

一方で、禁煙によるデメリットも存在しますので、メリットとデメリットを理解し、禁煙に取り組むきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

この記事では、禁煙のメリットとデメリットとともに禁煙成功に導くマインドや禁煙方法についてご紹介します。

禁煙にチャレンジしてみようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

禁煙がもたらす7つのメリット

「今さら禁煙してもしょうがない…」

喫煙の習慣がある方の中には、諦めてしまっている方もいますが、それは間違いです。

禁煙に遅すぎることはなく、すぐに得られるメリットがあります。

ここでは、禁煙がもたらす7つのメリットについてみていきましょう。

健康が改善される

禁煙最大のメリットは、身体の不調の劇的な改善です。

たばこは、肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、心臓病などの原因となり、たばこに含まれるニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質によって肺機能が低下し、息切れやせきなどを起こします。

さらに、ニコチンの血管収縮作用によって血行不良や血圧上昇、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や脳卒中のリスクが高まるとされています。

禁煙後20分で血圧と脈拍が正常化、8時間経過すると血中の一酸化炭素濃度が下がり、さらに、24時間後に心臓発作のリスクが低下します。

数日経つと歩行が楽になるなど身体的な変化に気づくでしょう。

禁煙を継続することで、呼吸器症状や免疫機能の改善、感染症予防にもつながり、10年~15年経過すると、病気になるリスクが非喫煙者と同程度まで近づくとされています。

集中力がアップする

喫煙することで集中力が増す、というのはニコチンによる一時的なものです。

間違った認識によってニコチンの依存症になり、脳の働きを妨げています。

禁煙によって脳の働きが改善され、正常に機能するようになるため、集中力や業務効率も向上するでしょう。

禁煙は、身体的なメリットだけでなく、精神的な面でも大きなメリットがあります。

美容効果やアンチエイジング

年齢よりも老けてみられる、皮膚の状態が悪いなど肌の老化が気になっている喫煙者の方も多いのではないでしょうか。

喫煙は、美容の大敵です。

喫煙することで血行不良や新陳代謝の鈍麻が起こり、肌に充分な酸素や栄養が行き届かなくなります。

乾燥や肌荒れ、しわ、シミ、くすみ、たばこのヤニによる歯の黄ばみも改善されます。

禁煙することで、健康的でハリのある肌、白くて美しい歯などアンチエイジングを目指すことができるでしょう。

周りを不快にさせない

たばこは、自分自身の健康リスクだけでなく、周囲の人に対しても健康リスクや不快感を与えることがあります。

禁煙をすると、家族や他の人に対する受動喫煙のリスクを下げ、「たばこの匂いがくさい」「煙たい」と、不快な気持ちにさせることもなくなるでしょう。

また、部屋や衣類、車にたばこ臭さが残ることがなくなるので、ご自身はもちろん周囲の方も快適に過ごせるようになり、人間関係が良好になることもメリットです。

金銭面で節約できる

年々値上がりするたばこ代。

1日に1箱550円のたばこを消費していた場合、1ヵ月で16,500円の費用がかかります。

1年で計算すると約20万!

たばこ代を節約することで、お小遣いや家族のために使えるお金、旅行に行ける金額が節約できます。

「吸ったつもり貯金」で禁煙を始めてみてはいかがでしょうか?

時間の有効活用ができる

起床後や食後、何か行動する前など喫煙される方は、ニコチンが切れたタイミングで「ちょっと一服…」という方が多いです。

一服するのに5分かかった場合、1日に1箱(20本)吸うとすると100分の時間をたばこに費やしていることになります。

禁煙すれば、100分の節約ができ、仕事やプライベートの効率も良くなるでしょう。

場所や行動の制限がない

喫煙されている方が出かけた際は、たばこが吸える場所や喫煙可能な飲食店やホテルを探すなど、たばこ中心の生活になっている方も多いです。

2020年4月から改正健康増進法により、屋内は原則禁煙となったことから、さらに行動が制限されるようになりました。

禁煙することで、飲食店や店舗へ行く際の喫煙場所を探す手間やイライラが解消され、いろいろな場所に行けるようになることはメリットといえるでしょう。

禁煙のデメリット

日常的に喫煙している方にとっては、禁煙で「たばこを吸えない」こと自体に心身の不快感やストレスとなり、デメリットと感じるでしょう。

禁煙のデメリットを理解することで、スムーズにたばこをやめられる一歩になるかもしれません。

ここでは、禁煙のデメリットを5つみていきましょう。

離脱症状が辛い

禁煙によって、たばこを吸いたい欲求やイライラ、集中力低下などニコチンの離脱症状が生じます。

喫煙者にとって最大のハードルとなり、辞めたいのに辞められない原因のひとつです。

禁煙開始後2週間程度が離脱症状の山場とされていますが、この期間は禁煙への強い意志と周囲のサポートが大切になります。

離脱症状が辛い場合は、ニコチン置換(代替)療法や禁煙外来へ相談をすると良いでしょう。

体重が増える

禁煙をきっかけとする体重増加は、80%の方に起こるとされ、中には血糖値や脂質が上昇する方もいます。

禁煙で味覚や嗅覚が改善され食事が美味しいと感じるようになり、喫煙時よりも食事の量や回数が増えることが、体重増加の原因のひとつです。

たばこを吸わない口さみしさから、飴やガムで気を紛らわす方や、禁煙のストレスから過食してしまう方も少なくありません。

禁煙による体重増加を防ぐために、以下の3点に気を付けましょう。

  • 栄養バランスのとれた食事
  • 間食を減らす
  • 運動を取り入れる

ストレスがたまる

たばこを吸って気分転換している方にとって、禁煙は最大のストレス要因です。

仕事中のたばこ休憩で、ストレスをコントロールされていた方も多いでしょう。

たばこは身体にいい影響を及ぼしませんが、一時的な気分転換ができるツールですので、たばこを吸えないことで溜まったストレスのはけ口がなくなってしまいます。

ストレスが発散できないと仕事の集中力も低下し、イライラも募るばかり…たばこ以外でストレス発散できることや気分転換する方法を見つけることが大切です。

メンタルに不調をきたす場合がある

たばこに含まれるニコチンは脳にセロトニンを分泌させる働きがあり、一時的な気分転換や集中力アップをもたらします。

禁煙によって、セロトニンの分泌が止まることで、脳の働きのバランスが乱れ、集中力の低下や眠気などを引き起こす場合があります。

離脱症状のひとつですので、時間の経過とともに治まりますが、人によってはメンタル面の不調やうつ症状に悩まされることも…

症状が落ち着くまで1ヵ月が目安とされ、辛い時期を乗り越えるための心の準備が必要です。

自信がなくなる

何度も禁煙にチャレンジしても挫折してしまう方や、禁煙を諦めてしまう方も多くいます。

禁煙が続かないことで「自分は意思の弱い人間だ」と自信を持てず、自己嫌悪に陥ってしまう方も少なくありません。

禁煙を成功させるためには「吸わない」という強い意志が必要ですが、長年たばこに依存してきた方にとって、一人で成し遂げるのは難しいもの。

禁煙外来や適切な禁煙補助剤を活用し、禁煙と向き合うことが大切です。

禁煙成功に導く2つのマインド

禁煙のメリットとデメリットについて説明しましたが、「たばこをやめたい!」と思った方は、失敗を恐れずに今すぐ行動してみましょう。

ここでは、禁煙成功に導くマインドを2つ紹介します。

メリットよりもデメリットを考えよう

習慣的にたばこを吸う方が禁煙に取り組む場合は、まず、たばこを吸うことで生じるデメリットを考えましょう。

例えば喫煙によって、健康が阻害される・たばこ代がかかる・時間がもったいない・家族への悪影響などたくさん思い浮かぶかと思います。

自分自身だけでなく、大事な家族の健康にも影響があると理解することが大切です。

前向きに考えよう

禁煙を「たばこをやめる」というネガティブにとらえるのではなく、「健康的な生活をはじめる」というポジティブな動機付けをしましょう。

「やめないといけない」と考えると、禁煙生活に追い詰められたり失敗したときに落ち込んだりしますが、明るい未来に向かって行動すると考えると、心も前向きに!

新しいことをはじめるのは、不安もある中で楽しみやワクワク感があります。

辛い禁煙も、楽しみながらはじめていきましょう。

禁煙のメリットを引き出す禁煙方法

禁煙方法は主に4つありますが、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

では、それぞれみていきましょう。

自力で頑張る

喫煙歴が短い方や喫煙本数が少ない方、禁煙する自信がある方、周囲のサポートが充実している方は自力で禁煙に取り組める可能性が高いです。

以下のような流れで禁煙をはじめてみましょう。

  1. 喫煙グッズを捨てる
  2. 禁煙開始日を決める
  3. 離脱症状対策を用意する

禁煙して節約できたお金や体調の変化、身体的リスクの軽減などが可視化される禁煙サポートアプリもありますので、ぜひチェックしてみてください。

ドラッグストアや薬局の禁煙補助剤を活用する

ドラッグストアや薬局には、禁煙のデメリットの離脱症状に伴う、たばこを吸いたい気持ちやイライラを軽減させる禁煙補助剤が販売されています。

市販の禁煙補助剤を使った禁煙期間の目安は3カ月です。

薬局の薬剤師に気軽に相談でき、治療方法のアドバイスも受けられるので副作用が心配な方も安心です。

禁煙外来で禁煙治療を受ける

禁煙する自信がない方や何度も禁煙にチャレンジしている方は、禁煙外来での禁煙治療がおすすめです。

禁煙外来でのスクリーニングテストでニコチン依存症の対象となった方は、健康保険で禁煙治療を受けることができるので、費用の負担を抑えられます。

不安なことや離脱症状がある場合は、医師に相談でき適切なサポートを受けることができるので、スムーズに禁煙を続けることができるでしょう。

ただし、禁煙外来薬剤の供給不足で休止している場合や新規外来患者受入を停止している医療機関もあるため、禁煙外来での治療を希望する方は事前に確認しましょう。

オンライン診療で禁煙治療を受ける

ニコチン依存症の対象とならず健康保険適用にならなかった方は、オンライン診療での禁煙治療を検討してみましょう。

オンライン診療は自由診療となりますが、対面と同じように医師に相談でき、適切な治療方法を提案してもらえます。

診察と薬の受け取りは自宅で完結するので、病院に行く時間や手間を省くことができ、忙しくて通院が難しい方や禁煙外来の予約がとれない方におすすめです。

たばこは百害あって一利なし!禁煙するなら今

心身の健康や人間関係、経済面などに多くのメリットがある一方で、禁煙のデメリットは一時的な快楽がなくなることだけです。

自力での禁煙が難しい方や禁煙外来への通院が難しい方は、オンライン診療で禁煙にチャレンジしてみることをおすすめします。

デジタルクリニックは、スマホから予約・診察ができるだけでなく、アフターフォローも充実しています。

個々に合った禁煙治療と医師のサポートにより、離脱症状のストレスを軽減しながら禁煙に取り組むことが可能です。

ぜひ前向きに禁煙に取り組み、ご自身と大切な家族の健康を守りましょう。

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