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脇毛が生えない

男性不妊の疑いも?脇毛が生えない原因とは?

2021/03/19

男性の脇毛は、濃くモジャモジャしている人もいれば、薄い人もおり、ほとんど生えてこない人もいます。
濃い人から見れば、薄かったり生えていない人は処理しなくてもキレイな状態を保てるので良いなと感じますね。

ですが、薄かったり生えていない人からすれば、生えていないことそのものが悩みになりコンプレックスになってしまうのです。

濃い人もそうですが、薄い人にとって非常に気になるのが、なぜ周りの人と同じぐらいにムダ毛が生えてこないのかです。
薄くなるのにも、濃くなるのにも理由がありますし、体に関する問題が発生している可能性もあります。

薄い理由や体の問題を知り、場合によっては治療などの対策をしていくことがオススメです。

では、なぜ脇毛やすね毛などが薄く、生えてこないのでしょうか。

脇毛が生えない理由1~遺伝~

体毛が薄い理由として多いのが「遺伝」です。

肌の色や髪の色、身長が大きかったり小さかったりなど、これらの違いは遺伝によって親から子へ引き継がれることがほとんどです。

体毛も同様で、濃い人の遺伝子があれば濃くなる可能性が高まりますし、薄い人がいれば薄くなる可能性が高まります。

病気ではなく、引き継がれる情報がそのようになってしまっているため、体毛が濃かったり薄かったりと違いが出るのです。

元々の体質で薄くなってしまっているとしても、諦めなければいけないわけではありません。男性ホルモン(テストステロン)を増やすことによって体毛が濃くなる可能性があります。

生活習慣や食生活を変えることで男性ホルモン(テストステロン)の分泌量を増やすことが出来ますし、ホルモン注射などの治療によって増やすことも出来ます。

遺伝が原因だとしても、何らかの方法で自分を変えることが出来ますので、薄くて悩んでしまっているのなら、改善の方法を知り実行していきましょう。

脇毛が生えない理由2~ホルモン異常~

ワキ毛やすね毛など体毛が薄い場合で、体のトラブルの一つとなるのが「ホルモン異常」です。

ホルモンは一定の量を常に保っているのではなく、体調や生活習慣、病気などによって変化します。男性ホルモンの分泌が十分であれば、体毛が薄くなる可能性は低いのですが、ホルモン分泌量が少なく異常が出ていると体毛が薄くなります。

もしも病気でホルモン分泌に異常が出てしまっているであれば、治療していく必要があるのですが、生活習慣によってホルモン異常が出ているのなら、自分でも改善していくことが出来ます。

まず、なぜホルモン異常が出てしまうのかを知らなければ、改善することが出来ません。

ホルモン異常が出る原因として、ストレス睡眠不足食生活の乱れがあります。

仕事などによってストレスが溜まりすぎてしまうと、ホルモンに影響が出てしまい男性ホルモンが多くなることもあれば少なくなることもあります。

睡眠は、体を休める意味もあるのですが、ストレスの解消や体を成長させるために必要な時間です。

ストレス解消が出来なければストレスによりホルモン分泌に異常が出てしまいますし、体を成長させられないとストレスに打ち勝つ体を作ることが出来ません。そもそも体のバランスそのものを崩してしまうので異常が出てしまいます。

食生活が乱れてしまうと、必要としている栄養を摂取できていない可能性が高まります。栄養不足になると体のバランスが崩れてしまいますので、ストレスに弱くなり、ホルモンバランスそのものを崩してしまい異常が出ます。

ホルモン異常により体毛が薄くなってきたのなら、生活習慣を改善しストレス発散をしましょう。

それでも良くならないのなら医師に相談し診察してもらい、病気なのかどうかを判断してもらうようにしてください。

脇毛が生えない理由3~類宦官症~

ワキ毛が薄いだけなら病気の可能性は低いのですが、ワキ毛だけでなく体毛が生えてきていないとなると病気の可能性が出てしまいます。生えてかない場合に考えられるのが「類宦官症(るいかんがんしょう)」です。

類宦官症は、精子を作る場所の精巣からの男性ホルモン分泌が少なかったり、声変わりしない毛が生えてこないなどの症状が出ます。

発症してしまう原因は何になるのかですが、類宦官症は男性ホルモンそのものを作られない場合と、下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌されないこと場合の2つがあります。

男性ホルモンが非常に少なくなることがポイントなのでホルモン異常が起こらなければ良いのではと感じますが、類宦官症の男性ホルモンが作られない原因は遺伝子の問題としていますので、遺伝子に関わる問題は予防できません。

ただ、予防はできませんが治療は可能です。

男性ホルモンが少なければ、外から入れることで改善していきますので、男性ホルモンであるアンドロゲンを注射して治療することが出来ます。

もう一つの原因となる性腺刺激ホルモンは、ゴナドトロピンを注射することで改善の期待ができます。

類宦官症は、毛がちょっと薄いどころではありませんし、声変わりしなかったり場合によっては知能にまで影響してくる病気です。

大人の体になれない大人の状態になりますので、出来る限り早めに治療をしていき、悩みの解消をしましょう。

男性不妊との関連性はある?

男性不妊の原因には「造精機能障害」という、いわゆる精子を作り出す機能に何らかの問題があるという障害が全体の約90%を占めるといわれています。

その造精機能障害を引き起こす原因の一つとして男性ホルモンの分泌異常挙げられていますので、わき毛が薄い原因との関連性はゼロではありません。

もしこのことについて気になるようであれば、男性不妊外来を受け付けている病院などで男性不妊検査を受けることをおすすめします。

まとめ

ワキ毛や体毛が薄い、生えてこないのはコンプレックスになり大きな悩みにもなります。

コンプレックスや大きな悩みを抱えてしまっていると精神的に辛くなり、明るく生活が出来ないほどになることもあります。

それほど大きな悩みやコンプレックスを抱えることは良くありませんので、出来るだけ解消していくことがオススメです。

生えてこない原因はいくつかありますが、どの原因も解消できます。

遺伝が関わる原因でもホルモンバランスが関わる原因でも、さらに病気に関わる原因だとしても対処する方法があり解消が期待できます。

ホルモンバランスなら自分で対処でき、解消できる場合もありますが、病気や遺伝になると自分だけでは難しいので、出来れば医師に相談するのが一番良いでしょう。

治療することによって体毛が薄い状態から、男らしいムダ毛を手に入れることも可能です。

悩み解消をするためにも、情報を集めたり医師に相談するなどをして、自らコンプレックス解消するために動いていきましょう。