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ハゲる原因や理由はいったい何!?

2021/01/15

一昔前はハゲは病院での治療の対象にもなっておらず、病気ではないものの「不治の病」のような扱いでした。
つまりは改善できないもの、あきらめなければならないものとされ、気休め程度の市販の育毛剤の使用くらいしか打つ手がありませんでしたね。

ところが近年のハゲ治療分野の進歩は目ざましく、ハゲ症状が起きる原因物質が特定されました。
またその原因物質が作られないようにする治療薬の開発も成功しており、すでに医療機関でのハゲ治療に使われています。

今回は多くの男性を悩ませるハゲの原因や症状が起こる理由を解説しましょう。

原因は体内のホルモンだった

食生活など生活習慣の影響もないわけではありませんが、ハゲ症状が起こるファクターの大部分は体内で発生するホルモンの影響によるものです。
男性は元々筋肉の維持や生殖機能を保つためにテストステロンという男性ホルモンを分泌していて、このホルモンは体毛を濃くする働きもあります。

ところがテストステロンが体内の酵素の一種である5αリダクターゼという物質と結合すると、今度はジヒドロテストステロン(DHT)という別の男性ホルモンに変化します。
テストステロンは体内に広く存在しますが、5αリダクターゼは特に頭皮に多く分布しているため、両者が多く出あう頭皮でDHTの多くが作られることになります。

DHTがどのようにハゲを進行させるかというと、髪の毛の成長を止めるようにする信号「脱毛シグナル」を発して毛髪の成長を抑制するのです。
脱毛シグナルの影響下にさらされた毛根は髪の毛を成長させる力を発揮できず、脱毛へと向かいます。

しかし人間の毛根にはヘアサイクルというものがあり、抜けてもまた生えてくるという作用があるため次回の発毛に期待ができそうです。

しかしこの脱毛シグナルはDHTが生成され続ける間は常に放出されており、次回以降に発生してくる髪の毛も十分な成長力を発揮できません。
次第に毛髪は細く弱くなり、やがては新たな毛髪の発生もされなくなりその毛根は閉じてしまいます。

このように、正常なヘアサイクルであればまだまだ立派な毛髪を育成できたところ、DHTの影響下にさらされることでサイクルを乱され、薄毛が進行していくのです。

ハゲる人に特徴はある?

将来ハゲる人、禿げやすい人に何か特徴はありませんかと聞かれることがありますが、生活習慣の不摂生を除いては確定的な特徴というのはありません。
俗にいう「体毛が濃いと禿げやすい」というのは実は科学的な検証結果ではなく、あくまでも経験則から生まれたものです。

その理論を考えてみると、テストステロンという男性ホルモンは確かに毛を太くする働きがありますから、体毛が濃い人はDHTの基になる成分を多く持っていることになります。
この意味では体毛が濃い=ハゲる素因を多く持っているということができます。

しかし実際はDHTを作り出す5αリダクターゼの活性度の強弱であったり、DHTの脱毛指令の影響の受けやすさ(感受性)の強弱など種々の素因が絡むので、単純にDHTの前身であるテストステロンの量だけで禿げやすいかというとそうは言えないのです。

ただあなたの周りのハゲ患者さんにインタビューすれば「どちらかというと体毛が濃い」という人が多いかもしれません。科学的には確定的なことはいえなくとも、経験的に「ハゲには体毛が濃い人が多い」と感じることはできます。

生活習慣から見る特徴

男性型脱毛症AGAは上述の通り体内の男性ホルモンが主役となって進行するものですが、これを側面から推し進めるのが生活習慣です。
主役ではないにしても、ハゲを促進する生活習慣をしていればハゲる加速度は増します。

まず食生活ですが、皮脂分泌を促進するような脂っこい食事を続けている方は毛穴が不潔になりやすくなります。
体全体の健康面でもよろしくないので野菜中心の健康的な食習慣を作るように心がけましょう。

また近年は仕事などの影響で夜型の人が増え、十分な睡眠が確保されないことも多いですね。
睡眠不足はそれだけで良くありませんが、薄毛予防的には睡眠をとる時間帯を気にする必要があります。

育毛ゴールデンタイムといって、毛髪の成長が活発になる時間帯があります。
この時間帯に起きているとせっかくの髪の毛の成長が滞り、強く太い毛が育成されません。
ゴールデンタイムは夜の10時から夜中の2時くらいまでとされています。この時間帯には睡眠中であることが必要ですので、9時半くらいには布団に入り、10時には夢の中にいるのが理想です。

そして就寝前の頭皮の洗浄は怠ってはなりません。
よく「髪の毛が抜けるから」と毎日洗髪しない人がいますが、これでは毛穴が不潔になってしまうので良くありません。
最低でも1日1回の洗髪は必要です。そして洗髪のタイミングですが、就寝後のゴールデンタイムの前が理想です。

つまり普通に夜寝る前にお風呂に入れば良いわけですが、中には朝風呂派、朝シャン派という人もいるでしょう。
しかし朝風呂はともかく朝シャンはお勧めできません。
なぜかというと出がけ前に頭皮を洗浄しても、その後外界の汚れなどを吸着するので頭皮を洗浄する意味がなくなってしまいます。むしろ無防備な毛穴に汚れが入ってしまうので良くないのです。

育毛ゴールデンタイムを活用するためにも、洗髪は就寝前に行う習慣をつけましょう。